研修生制度
このサイトの様々なところにも記載してきましたが、日本の鍼灸界の最大の問題点がここにあります。
鍼灸学校を卒業して、いろんなセミナーに参加する。その技術を家族や、勤務先の治療院や病院で追試する。その積み重ねで開業のタイミングを計るわけです。しかし、この程度のプロセスで成功するには、そこそこの才能が必要になるでしょう。もう一歩踏み込んだ、鍼灸技術の転化や、開業鍼灸師にとってその技術と同程度に大事な、コミュニケーション術やマーケティング術はどうするつもりなのでしょうか?
集客に努力を必要としない病院に何年勤めていても、役には立たないのです。どんなバカでも、先生先生と呼んでもらえる環境は、進歩を妨げるでしょう。1回1500円や、2000円程度で、顧客単価を上げるためだけの鍼灸整骨院で、何十年働いていても、鍼灸専業を目指すものには役に立たないでしょう。役に立たないだけではまだいいのですが、そういうところに長くいればいるほど、鍼灸師の心がそのレベルで固まってしまいます。訪問は絶対にだめですよ。これは、一生ビジネスとして付き合わなければなりません。それほど、開業を目指す鍼灸師として避けなければならない仕事です。
このような日本の鍼灸界を鑑み、当院での真の研修生制度を設けようと考えておりました。
1回5.250円の施術費で、1時間に3~4人をこなし、1日20人から30人をどのように治療をして、効果を上げているのか。毎月、30人から40人の新規患者様をどのようにして集患しているのか。初診時の対応の仕方は。(まさしく、真剣勝負なのです)
これらをすべて見せていきます。そして、優秀なものには、スタッフに欠員が出た場合には優先的に採用いたします。
セミナーで習得した技術が、ここで再確認ができるでしょう。開業されているのならば、すぐフィードバックされることだと思います。
私の残された人生でこの制度を実施することが、セミナーの開催と併せて行うことが必須要件であることを確信し公開いたしました。
研修生参加資格要件
1.高麗手指鍼学術セミナー、修了生
2.小松式複合治療セミナー修了生
両セミナーを規定回数出席したもの。
3.研究科に継続して出席しているもの。
両セミナーに関しての、簡単な実技試験と筆記試験に合格したもの。
面接試験・・・院長及び副院長が認めたもの。
※以上の要件を満たすもの。年齢、性別は不問。
研修方法
【研修費】
無料(長期にわたる研修で、院長の許可が出た場合には臨床に携わり、交通費と時給を支払う場合もあり)
【制服】
指定のもの(支給する場合もあり・無料)
【時間】
希望者それぞれの生活環境に対して、柔軟に対応する。・・・・・時間は相談
全日から、午前のみ、 午後のみ、週に1回から毎日でも可。
【期間】
原則1年。(応相談)
研修内容
まずは、すべての見学から。そして、実費診療に必要なコミュニケーション術の修得。マーケティング術の修得。さらに、実技優秀な場合には、代診(歩合制)ができも可能性もあります。
研修終了後は、当協会からの認定鍼灸院(試験を実施します)として、全面的バックアップ。近隣の患者様を当方からご紹介させていただくこともできます。
重要事項
その態度が不適切と判断した場合には(出欠状況・会話・態度等)、即時研修は中止となり、以降参加は認めません。