経営論

鍼灸経営論・ブルーオーシャン戦略

ブルー・オーシャン戦略出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ブルー・オーシャン戦略(ブルー・オーシャンせんりゃく、Blue Ocean Strategy)とは、INSEADビジネススクール教授のW・チャン・キムとレネ・モボルニュが著したビジネス書、およびその中で述べられている経営戦略論。日本語版はランダムハウス講談社から2005年に刊行されている。

概念 : 競争の激しい既存市場を「レッド・オーシャン(赤い海、血で血を洗う競争の激しい領域)」とし、競争のない未開拓市場である「ブルー・オーシャン(青い海、競合相手のいない領域)」を切り開くべきだと説く。そのためには、顧客にとってあまり重要ではない機能を「減らす」「取り除く」ことによって、企業と顧客の両方に対する価値を向上させる「バリューイノベーション」が必要だとしている。そのための具体的な分析ツールとして、「戦略キャンバス」などを提示している。

従来からよく知られているマイケル・ポーターの競争戦略が、「事業が成功するためには低価格戦略か差別化(高付加価値)戦略のいずれかを選択する必要がある」としているのに対し、ブルー・オーシャン戦略では、低コストと顧客にとっての高付加価値は両立し得ると主張している。

以上ウィキペディアより

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まさしく、現在、そしてこれからの接骨院、鍼灸院、整体院、訪問マッサージなどはレッドオーシャンそのものですね。
個別のスキルをあげれば「美顔鍼」もレッドオーシャンに突入しました。はじめに美顔鍼に目を付けた人は経営能力が秀でていましたね。
今ある道具をそのまま使い、大した技術も必要もないですし。富裕層を対象にして、結構稼げたのではないでしょうか。

ただ、技術がさほど必要無いということは、誰でもすぐに身につけられるということでもあります。
そうすれば、すぐにブルーオーシャンからレッドオーシャンになってしまいます。
訪問マッサージもそうです。反論もあると思いますが、ほとんど技術は必要ありません。必要なものは、話術と体力、そしてケアマネを懐柔していく経営能力です。

この二つ、美顔鍼と訪問マッサージの現状はどうでしょうか?

ちなみに、インターネットの検索でかけてみてください。自分がかかりたい地名と、美顔鍼、整体、マッサージ、訪問マッサージと。
どれほど多いことか。とくに、訪問マッサージは保険を使用するぶん、行政の考え方次第で全滅する可能性もあります。
一番怖いのは、PT(理学療法士)の存在でしょうね。リハビリでは専門家です。そして、資格者があぶれてきています。
PTの協会は一枚岩です。これから先、三つ巴の争いになることでしょう。

 一般の患者さんにとって、鍼は全て鍼なのです。北辰会も、積聚も、中医も、トリガーも、です。
「この前は、中医の学院派の治療を受けてだめだったから、今度は古伝派にしてみましょうか」、と言う方は存在しません。
 

この続きは・・・科学的鍼灸上達論と科学的鍼灸院経営論で

  
 

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