2018年4月1日小松式高麗手指鍼研究科のブログby高橋先生
こまつ鍼灸院では鍼灸師向けのセミナーを主に2種類行っています。
1つはこまつ鍼灸院主軸の治療法である
「高麗手指鍼」の勉強会。
もう1つは
「小松式パーフェクトセミナー」といって
高麗手指鍼と組み合わせることで
最大の効果を出せる、身体に鍼を打つ技術を
学べるものです。
セミナーを受講される方は、ほとんどの方が
「高麗手指鍼」を学び、後に「小松式パーフェクトセミナー」を受講されます。
そして更に、「高麗手指鍼」をもっと深く学べる「研究科」というものが存在します。
昨日はその「研究科」の勉強会でした。
第13期の「高麗手指鍼」本科を終えた7名が新たに加わり、総勢17名でスタートしました。
セミナーでは冒頭でまず恒例の院長への質問タイムがあります。
この質問タイムは受講者にとって大変貴重なもので、各先生方の様々な治療において、疑問や不明点を実際の患者さんの状態を説明しながら質問できるものです。
どんな質問に対しても、詳しく実体験を交えて院長からの回答が返ってくるので、この時間だけでもかなりの勉強になります。
今回いくつか質問があった中で印象に残ったのは、ばね指に対しての質問から、話が飛躍し、高麗手指鍼は骨や腱の癒合促進が出来るということです。
骨折した患者を高麗手指鍼で治療したことで、治癒が異常なほど早かったという院長の実体験もお話してくださいました。
このように、自分では質問しないような内容を知ることが出来るので、セミナー冒頭から集中して聞かなければなりません。
その後は、実際の症例に対しての治療法を学びます。
今回は「糖尿病」についてです。
糖尿病の3大合併症である
網膜症
糖尿病性腎症
神経障害
についても、高麗手指鍼でどこまで
アプローチ出来るのか、何が最優先させるべき処方なのかなどを学び
実際に実技で鍼を打ち合います。
私が思う高麗手指鍼の優れた点として
どんな疾患の方が来院されても
その人なりの治療法があるという事です。
鍼灸師として、この小松式高麗手指鍼で治療が出来ることで、私も少ないけれど患者さんに効果を出してきました。
高麗手指鍼があれば怖いものがないと思うくらいです。
この高麗手指鍼のセミナーは年間セミナーのため、途中から受講することは出来ません。
もし今現在迷っている方がいらっしゃるなら、4月からのセミナー、まだ間に合います。
是非、一緒に学びましょう。