第14期高麗手指鍼セミナーのガイダンスについてby諏訪先生

2018-04-12

3月11日に来年度の高麗手指鍼本科のセミナーガイダンスが有りました。男女半々くらいで学生(3年生)を含む約10名の参加でした。自分の印象としては意外と参加者が少ないな…と、年齢層が高いなぁ…でした。
最近の傾向として、1回で終わる手軽な単発セミナーの方が好まれるのか、それとも1年を通して技術をしっかり身につける気が無いのか…
ハッキリ言って(学生に限らず)基本が出来てない人が単発セミナーなんかに参加しても、何も身につかないままのセミナージプシーになるのに…

小松式高麗手指鍼本科では、如何に1年を通してでも学ぶべき価値がある内容か、知ってもらうためにも去年からセミナーのガイダンスを用意しています。
他流派のセミナーはガイダンスなんてほとんど無いうえに、今回のガイダンス資料がこのままでも出版出来るのでは?というくらいの内容だったので、この人数はちょっと残念な気分でした。しかも、先生のご厚意によりガイダンスの会費が無料になりました。(実は会計が面倒くさいという事で(笑))

ガイダンスは分かりやすくプロジェクターを使って、1年を通しての全体的な流れを説明していきました。
前半は高麗手指鍼とは何か?です。本来の身体に刺す鍼が技術的に苦手な人や、免許を取ってから何年も経っているペーパー鍼灸師でも、高麗手指鍼は習得が可能な技術です。
何故なら高麗手指鍼は身体の鍼とは刺鍼技術に互換性が無いので、全員が一緒のスタートになります。誰もが初めてになるので、スタート時点では受講生全員が同じ基本練習からになります。
最初の差は無いので後は、やるか・やらないか だけなのです。このことだけでも他の流派と比べても身に着けやすいことが分かると思います。それは正に鍼灸師再生工場なのです。
次に高麗手指鍼の特徴として、内臓疾患により効果を発揮します。その再現性は他流とは全く比べ物にならないということです。そのことが後半に大きく関係してきます。

後半は治療院成功のためのマーケティングという、他では絶対に聞けない小松式高麗手指鍼ならではの内容です。
高麗手指鍼は内臓疾患により大きな効果を発揮しますので、マーケティングでは非常に重要になります。このことは今後出版される先生の本を楽しみにして下さいね。

ガイダンス全体としては参加者の皆さん熱心に話を聞いていて、所々で質問もあり最後には手指鍼の体験もあり、とても盛り沢山の内容になりました。
ガイダンスの帰りに受講を決めて申し込みされる参加者もいたので、小松式高麗手指鍼の魅力は充分伝わったようでした。
申し込みをされた参加者からパーフェクトセミナーの募集の事を聞かれて、超タイミングよく女性一人分だけの空きが有り、滑り込みセーフでした。本当に聞いてくれて良かったです。
少し学生さんと話す時間があり、今の学校の様子を聞いてみると学校卒業だけではほとんど治療が出来るようにならないのもうなずけました。

もうすぐ来年度の本科が始まります。6月に先生の腎臓の本が出版されたら、もう次の年は定員オーバーになってしまうのは間違いないでしょう。
迷っている人は今すぐ申し込みを!小松式高麗手指鍼を一緒に勉強しましょう。まだギリギリ間に合うかもしれませんよ。

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