2018年1月21日高麗手指鍼本科、諏訪先生の投稿
小松式高麗手指鍼の基礎科の助手をさせて頂いてます 鍼楽院長の諏訪です。
1月21日は小松式高麗手指鍼の本科でした。今回は眼科系疾患の治療・歯科疾患の治療・耳鼻咽喉科系疾患・神経科(精神科)系疾患の治療・小松式高麗手指鍼におけるFTの導入部でした。
たぶんどれも他の流派のセミナーでは、ほとんどの受講生は全く効果の出せない疾患ばかりでしょう。ですが高麗手指鍼ではどれも再現性が高い治療ができます。(その中では眼科はちょっと弱いかなぁ…)
歯科疾患なんかは、取り敢えず痛みぐらいならすぐに止まります。でも虫歯そのものが治るわけではないので注意が必要です。以前に往診をしていたころに、患者さんが「今凄く歯が痛くて歯医者に行きたいけど、付き添いが明日じゃないといないから困った」って言うから、「痛みは止めてあげるけど必ず明日歯医者に行ってね。」と言って治療したら、やっぱり痛みが止まったので歯医者には行かなかったらしく、悪化したことがあります。その位痛みはすぐに止まります。
鼻の疾患にも凄く効果が高くこれからの季節多くの人が苦しめられる 花粉症 にも抜群に効果を発揮します。
先ず薬を飲んでも眠くなるだけで全然効かない人でも薬が効くようになります。そして段々と薬を飲むのを忘れるようになります。更には翌年に発症しない人までいます。いずれ花粉症には高麗手指鍼が当たり前の時代が来るかもしれないですね。
そして高麗手指鍼の真骨頂の神経科(精神科)系疾患です。ここでは精神科に絞って書きたいと思いますが、とにかく効きます。自分の臨床の中で気が付いたことに、高麗手指鍼は感情の治療にも効果があるということなのです。五行の色体表に対応して治療することが可能です(詳しくはセミナーを受講して下さいね)この分野を研究したい方は一緒に勉強しましょう。きっとまだまだ新しい発見があると思います。
そして小松式高麗手指鍼の中には(フィンガーテスト)FTもあります。小松式高麗手指鍼のFTの考え方では、FTやOリングの落とし穴的な所や、それにとらわれない重要な臨床応用での考え方など、絶対に他では聞けないお話が中心でした(実技は来月から)。ここも是非セミナーで聞いて貰いたい、本当に大切な事なので詳しくはここでは書きません。でも最初はハマってしまうんですよねぇ…
そして実技は今日のセミナーに準じた刺鍼練習になります。二人一組になり今日の受講内容から、実際に患者さんが来た時の模擬練習のような形式で刺鍼練習になります。資料を見ながら自分で考えて処方を決めて刺鍼をして、それを小松先生が確認していくので、すぐに臨床に応用が出来ます。もうそろそろ1年なので皆さんとっても上手いです。ただまだ多鍼(1ヶ所に沢山刺す)が上手く行かないようで、中心に穴が開く感じになってしまう受講生も多く、密集させて刺すことに苦戦していまいた。でも後2回あるので今年の受講生は練習熱心なので大丈夫でしょう。
とにかく他のセミナーでは全く効果が出せないような内臓疾患でも、1年を通して受講することで治療に対する基本的な考え方を学ぶため、全く治療方法が思いつかない疾患はなくなるし、臨床に対する自信もついてきます。
そんな小松式高麗手指鍼基礎科の来年度の募集がそろそろ始まります。まだ受講を迷っている方は3月にガイダンスがありますので、その治療効果が半信半疑ならガイダンスに来てください。今年中に小松先生の腎臓疾患の本が出版されたら、人気が集中して受講出来なくなるのは確実です。来年度がチャンスです。迷っている時間は有りませんよ。この素晴らしい小松式高麗手指鍼を一緒に勉強しましょう。