天野先生の投稿
小松式高麗手指鍼セミナー第10期生、小松式複合治療セミナー第7期生
セミナー講師補助の天野英光と申します。
国家資格は、柔道整復師、鍼灸師、按摩マッサージ指圧師、登録販売者の資格を取得しています。
東京都立川市で12年間鍼灸整骨院を開業しておりましたが、平成27年2月をもって閉めて
現在こまつ鍼灸院で常勤しています。
鍼灸師を養成する専門学校時代から今日までの約20年間様々なセミナーに参加してきました。
西洋医学的鍼灸である現代鍼灸、筑波式パルス治療やトリガーポイント、美容鍼、YNSAなど
東洋医学的鍼灸である経絡治療、古代九鍼治療、刺絡治療、脈診、中医学、漢方などなど
様々なセミナーに参加させてもらい治療技術、スキルをあげてきたつもりでした。
毎日鍼灸治療ができる精神力と集中力、技術、体力、治療をする場所と道具が与えられていましたが、
結果として店を閉める事になりました。
20年前治療家として成功を夢見て入ったころと現在では、治療家として成功出来るセオリーが変わりました。
鍼灸師を養成する学校が、
1999年では専門学校と鍼灸系大学を合わせて27校であったものが、
2013年には約3.7倍の101校にまで増加しました。
2016年には定員割れする学校が増え99校と減ってはいますが、
今後も医療大学の新設の予定はあるそうです。
その他民間資格の整体、カイロプラクティックが規制緩和、職業選択の自由によって営業が
認められ、もはやコンビニの数より多い時代となりました。
鍼灸の受療率に焦点を当ててみると
我が国において鍼灸の受療率は約7~8%と長きにわたって低位で推移していました。
もともと受療率が少ない業種であったにも関わらず、鍼灸師を養成する専門学校が増加したために、
毎年鍼灸師が増加し、鍼灸院が増えていますが、受療率は上がらず、
2013年では5.6%
2014年では4%まで落ち込んでいます。
開業しても3年で閉院する鍼灸院は8割もあるそうです。
そのような中で、様々な鍼灸セミナーが開催されていますが、蓋を開けてみれば会のトップは喰えては
いますが、2番手3番手は喰えていないのは周知の事実です。
それでは、
カルチャー『文化』として2010年ユネスコで無形文化財に指定された事もある鍼灸は
ビジネス『仕事』としては成り立たないのでしょうか?
仕事として成り立たない原因の一つに、
鍼灸師はロマンを語る事は多くても、そろばんをはじく能力が低いと言われています。
『お金を稼ぐことだけが重要なことではない、もっと大切な事を鍼灸治療は提供している』
『金は後からついてくる』
などなど、異業種ではありえない、聞くことすら出来ない名言を聞く事があります。
しかし、
小松式高麗手指鍼学術セミナー及び小松式複合治療セミナーはこれらのセミナーと異なります。
具体的には
①セミナー主催者の小松隆央先生は、これまでに頚椎症だけでも4000人以上、
腎臓病患者では400人以上国内トップの治療実績があり、現在2週間先3週間先まで予約がうまっており
多くの患者さんに支持されている治療技術である事。
②来院されている患者さんは、北は北海道から南は沖縄に至るまで毎月来院されている方もおり、
国外であるマレーシア、香港、韓国からも治療を受けに来院されている事。
③セミナー受講生の先生でも年商1000万以上稼いでいる先生が多数出ている事。
④セミナーの講義内容が、鍼灸治療技術、コミュニケーション術、マーケティング術を学ぶことが出来るため
治療家としてだけでなく、治療院経営者としてバランス良く効率よく学ぶ事が出来るため
治療オタクになりにくい事。
⑤高麗手指鍼という鍼灸技術が再現性が高く、治療効果が出やすい事
運動器疾患だけでなく腎不全など病院でも改善できない難病治療が出来る事。
⑥どのような質問でも懇切丁寧に、質問者のレベルにあわせて指導してくださる事
⑦残念な事は
現在はインスタントの時代です。最近流行の5分で身につく治療技術ではありません。
暗記しなければならない取穴の数こそ少ないが、使いこなすまで、身につくまでに時間がかかります。
しかし、苦労して身に着ける技術だからこそ味わいがあり、治療家として難病治療をする事が出来る
大切な意識が生まれます。
などがあげられます。
特筆すべき事は⑤再現性が高い事です。
こまつ先生がいわく、身体に刺す体鍼の技術は8割以上は才能なのだそうです。
この8割の治療技術は凡人が何十年も努力しても取得できるものではないそうです。
ゆえに、鍼灸学会、鍼灸学派のトップは喰えていても2番手3番手は喰えていないのです。
しかし、
小松式高麗手指鍼は治療システムの完成度が高く、誰でも学びやすく結果を出しやすい。
つまり、
『学び』を『お金』に変える技術であり、日本人に即した鍼灸院の経営に直結した治療技術です。
自分自身がこれまでに失敗した経験から治療院経営を安定させるためにやってはいけない事は3つあると思います。
①保険治療に依存する事
現在多くの鍼灸師が訪問治療によって経営を安定していますが、理学療法士が独立開業権を
求めて国と交渉中である中、これが認められた場合、医師はますます鍼灸の同意書を書かなくなるのではないか
と危惧しています。
②診療時間を長くして休診日を減らす事
治療家自身の心身が良好でなければ、質の良い治療を提供できないと思います。
③価格競争に走り治療費を安価にする事
価格競争をした場合、大手チェーンの整体院、鍼灸整骨院にはかないません。
小松式高麗手指鍼及び小松式複合治療は
①治療家自身をまずは潤し 《売り手良し》
②患者さんの徳を高める事が出来 《買い手良し》
③高額納税者になる事により、国益の為に貢献できる 《世間良し》
《三方よし》の治療技術です。
是非私たちと共に学び合いましょう!